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米日金利差に円売り殺到…「円安は日本の国力低下が根本原因」

29日、一時1ドル160円超も市場では「植田総裁が円安を強くけん制せず」「市場では、(日本銀行の)植田総裁の記者会見で円安への対応策を大きく示さなかったことが、円売り安心感を生むということになったと思う」日本の金融市場関係者は29日、NHKのインタビューで「日米の金利差が拡大しているのが足元の円安につながる要因だと考えている」とし、急激な円安の原因の一つに植田総裁の行動を指摘した。日本銀行は26日、金融政策決定会合で基準金利(0~0.1%)の維持を決定してから3日後の29日、外国為替市場では円相場が一時1ドル=160円台を上回った。外国為替市場で円安が続く最も直接的な理由は日米の金利差であり、円を売ってドルを買おうとする動きが強いためだ。先月、日本銀行はマイナス金利を終了し、17年ぶりに小幅利上げに乗り出したが、さらなる利上げには時間がかかるという見通しが優勢だ。これに対し、米国はインフレ鈍化が遅れ、利下げが遅れるという見解が広がっている。当分の間、日米の金利差が続くということだ。このような流れに加え、植田総裁の発言も円安をあおった。26日の金融政策決定会合後の記者会見で「今のところ円安が基調的な物価上昇率に大きな影響は与えていない」と前提し「基調的な物価上昇率に無視しえない影響が発生すれば、金融政策上の判断材料になると考え、十分に注視していく」と述べた。
円・ドル為替レート推移=資料:韓国銀行//ハンギョレ新聞社植田総裁が言う「基調的な物価上昇率」は「賃金引き上げ→物価上昇」の好循環をいう。日本経済新聞は、「植田総裁の発言で『円安に(利上げなど)金融政策で直接対応するつもりはない」という日銀にとっての『正論』がクローズアップされ、円売り勢を勇気づける結果となった」と伝えた。市場では日本銀行の追加利上げは早くても今年9月頃とみられている。円安の根本的原因は日本の国力の低下にあるという指摘もある。日本は少子高齢化で生産可能人口(15~64歳)の減少など一国の総合的な「経済実力」を示す潜在成長率が0%台(2009年以降平均0.6%)を維持している。日本経済新聞は「潜在成長率だけでなく平均給与水準の低さや財政状況なども含め、円安の根本的な原因には日本の国力低下がある。実力に対して割高に放置されていた円相場の修正が起き始めた」と伝えた。市場では、「地政学リスクなどドルに問題が起きない限り、1ドル=100円に回帰する可能性はかなり低い」という分析もある。一方、この日の円相場は午後1時ごろから約1時間にわたって4円以上揺れ動き、1ドル=160円台から154円台まで値上がりした。円相場が午後に入って反騰した理由については、日本の金融当局の外国為替市場介入の可能性があるとの観測が広がった。日本財務省の神田眞人財務官は、円が急激に値上がりしたこの日の午後、介入の有無を問う記者団の質問に「私から介入の有無について申し上げることはない」とだけ答えた。



引用:


このニュースから、いくつかの重要な点が考えられます。まず、米国と日本の金利差が広がったことで円売りが加速したということは、外国為替市場での投資家の動きが円安に向かっていることを示唆しています。この現象は、米国の金融政策の変化や景気の動向など、複数の要因によって引き起こされることがあります。


また、円安は日本の国力低下が根本原因であるという指摘が出ていることも注目に値します。この見方は、日本経済の課題や構造的な問題に焦点を当てています。例えば、日本の経済成長率の低下や人口減少、高齢化などが挙げられます。これらの要因が円安の一因となっている可能性があるということです。


さらに、円安が日本の国力低下に繋がるという議論は、通貨の価値と国の経済力との間の密接な関係を示唆しています。円安が進むと、輸出産業は好調になる一方で、輸入品の価格上昇や海外旅行者にとっての旅費負担増など、国内経済への影響も検討される必要があります。


このニュースから、日本政府や日本の経済当局が、円安に対する適切な対応や、経済構造の改革、国内経済の強化など、日本の国力向上に向けた取り組みが求められることが分かります。