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鳥山明氏のサイン、フリマサイトは「99%偽物」と鑑定士が警告本物は1千万円以上の取引も

3月1日に死去した漫画家・鳥山明氏のサイン色紙が、フリマサイトに大量に出品されている。漫画家のサインに詳しい鑑定士によると、それらのほとんどが偽物だという。人気の『ドラゴンボール』や『Dr.スランプ』に出てくるキャラクターとともにサインが書かれたものが多いようだが、言われてみれば違和感があるものから、見分けがつかないものまで。鑑定士は「眼力に自信がある方以外は手を出さない方がいい」と警鐘を鳴らす。12日午後5時ごろ、大手フリマサイトの取引を見ると、「ドラゴンボール直筆サイン色紙」などとタイトルがついた鳥山明氏のサイン色紙がずらりと並んでいた。「孫悟空」のイラストが描かれたサイン色紙には80件以上の入札があり、30万円を超える値段がついていた。「神龍(シェンロン)」が描かれたサイン色紙には150件を超える入札があり、45万円の値がついている。ほかにも「ブルマ」や「アラレちゃん」、「ガッちゃん」などが入ったサイン色紙には、数万円から数十万円の値がついており、実際に購入されているものも多数ある。これらの商品について、何十年も漫画家のサインを見てきたという鑑定士は「すべて正確に見分けられるわけではない」としながらも、「見た限り、99%が偽物」「本物は数点しかない」と断言する。一見すると本物のようにも見えるだが、「絵のタッチやサインの仕方が本物と違う。明らかに違うものもあれば、精巧に似せているものもある」と指摘する。なぜ、こういった偽物が出回るのだろうか。鑑定士によれば、以前はサイン色紙がほしいとなれば、鑑定士がいる専門店などで購入する必要があった。しかし、フリマサイトが出てくるとともに偽物のサインも多く出回るようになり、サイトが増えることで、鑑定士の目を通らない個人間の取引も増えた。その結果、偽物が次々と出品されてきたのだという。「本物のサイン色紙がネットで紹介されると、フリマサイトで同じ絵の偽物が出回るということがこれまで何度も見られています。絵心がある人であればサインをまねることができてしまい、残念ながらそれをだまされて購入してしまう人がいます」(鑑定士)どうすれば偽物をつかまされないのか。鑑定士は、「同じ人が多数のサイン色紙を出品していたら警戒したほうがいい」「絵に違和感があるのは偽物の可能性が高い」と説明する。そして、「そもそも鳥山先生のサイン色紙はそんな安くない」という。保証書つきのオークションを実施する「まんだらけ」のサイトを見ると、昨年の取引で孫悟空のイラストが描かれたサイン色紙が1500万円、アラレちゃんのサイン色紙は960万円と、偽物とは比べものにならない高額で落札されている。


引用:


このニュースは、マンガやアニメにおけるコレクターアイテムの需要と、それに伴う模造品の問題について示唆しています。


1. **コレクターアイテムの人気**: 鳥山明氏のサイン入りのマンガは、ファンやコレクターにとって非常に価値のあるアイテムです。そのため、本物のサイン入りマンガは高い需要があり、高額で取引されることがあります。


2. **模造品の問題**: 一方で、高い価値を持つコレクターアイテムには模造品が出回るリスクがあります。特に、フリマサイトなどのオンライン市場では、模造品が本物と騙って販売されることがあります。このような模造品は、本物と見分けがつきにくい場合があり、コレクターやファンにとって大きな問題となります。


3. **鑑定の重要性**: 高額なコレクターアイテムを取引する際には、鑑定士による鑑定が非常に重要です。本物と模造品の見分け方や鑑定方法を熟知した専門家による鑑定を受けることで、買い手や売り手の安心を保つことができます。


4. **消費者保護と啓発**: ニュースが模造品の問題を取り上げることで、消費者に対する啓発が行われることが期待されます。消費者が模造品と本物を見分ける方法を学び、鑑定に関する情報を得ることで、安全な取引が促進されるでしょう。


総じて、マンガやアニメのコレクターアイテムには高い価値がありますが、模造品の存在やその問題点も注意が必要です。消費者が安全な取引を行うためには、鑑定に対する正しい知識と情報の提供が重要です。